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【Unity】 マップを作成してみよう

更新日:2023/12/23
この記事では、タイルマップ機能を使って、2Dゲームのマップを作成する方法を解説していきます。

    目次

  • タイルマップを作成
  • タイルパレットを作成
  • タイルパレットに画像を反映
  • タイルマップに色付け
  • タイルマップに衝突判定を設定
  • まとめ

タイルマップを作成

セクション画像

まずは、タイルマップオブジェクトを作成していきます。

タイルマップはHierarchy上を右クリックし、[2Dオブジェクト]→[Tilemap]→[RectAnguler]を選択することで作成することができます。

タイルマップ作成
タイルマップ作成

今回タイルマップは衝突判定有り衝突判定無しのマップを作成するため、二つ作成しています。

オブジェクト名は衝突判定ありをTilemapCollider、衝突判定なしをTilemapNoColliderとしています。


タイルパレットを作成

セクション画像

作成したタイルマップに画像を割り当てるために、タイルパレットを作成していきます。

タイルパレットを作成する前に、タイルパレットに使用する画像を用意します。

以下の画像を使用していきます。個人で作成した画像なので、自由に使ってください。

サンプル
サンプル
サンプル

サンプル画像をUnityに取り込んでいきます。ドラック&ドロップで取り込むことができます。

画像取り込み
画像取り込み

それでは、タイルパレットを作成していきましょう。

[Window]→[2D]→[Tile Palette]を開いてください。 [Create New Palette]をクリックして、タイルパレットを作成します。 パレット名は好きな名前を付けてあげてください。

タイルパレット作成
タイルパレット作成

タイルパレットに画像を反映

セクション画像

作成したタイルパレットに画像を割り当てていきます。

タイルパレットに画像をドラッグ&ドロップすることで割り当てることができます。

タイルパレットへ画像割当
タイルパレットへ画像割当

これでタイルパレットは完成です。


タイルマップに色付け

セクション画像

タイルパレットを使って、衝突判定なしのタイルマップに色付けしていきます。

[Hierarchy]で該当のタイルマップを選択してから、色付けに使う画像を選択します。 衝突判定なしのタイルマップなので、移動できることを想定して、床の画像を選択します。

タイルマップ上をクリックすると、色塗りできるようになっていることが確認できます。

自分の好きなように塗ってみてください。

タイルマップの色塗り
タイルマップの色塗り

衝突判定なしのタイルマップが色塗り終わったら、衝突判定ありの方も塗っていきます。

衝突判定ありのタイルマップなので、移動できない場所を想定して、壁やステージエリア外の画像を使って色塗りしていきます。

タイルマップの色塗り
タイルマップの色塗り

タイルマップに衝突判定を設定

セクション画像

衝突判定ありのタイルマップに衝突判定を加えていきます。 衝突判定に必要なコンポーネントは以下の通りです。各コンポーネントを追加してください。

  • Tilemap Collider2D
  • Rigidbody 2D
  • Composite Collider 2D

コンポーネント追加
コンポーネント追加

それぞれのコンポーネントについて、プロパティを設定していきます。

Tilemap Collider2D

[Used By Composite]にチェックを入れてください。

チェックいれることにより、[Composite Collider 2D]と連動され、 タイルが結合し、隙間が無くなります。

Composite Collider 2D
Composite Collider 2D

Rigidbody 2D

[Body Type]を[Static]にしてください。

[Static]にすることで、静止しているオブジェクトに対して有効になります。 タイルマップは動くことはないので、この設定にします。

Rigidbody 2D
Rigidbody 2D

Composite Collider 2D

特に設定することはありませんが、一応画像の設定通りになっているかを確認してください。

Composite Collider 2D
Composite Collider 2D

まとめ

セクション画像

タイルマップを使って、マップを作成する方法について解説しました。 実際にこのマップを使って動作する様子は次の記事で解説していこうと思います。


ブログ内の記事で書かれているサンプルコードは、GitHubから確認する事ができます。 是非参考にしてみてください。

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更新日:2023/11/14

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