
【Unity】 操作画面について
この記事では、Unityエディタの画面機能について解説しています。
Unityのエディタ画面に赤丸の番号を振りましたので、番号順に説明していきます。

- 1. メニューバー
- 2. ツールバー
- 3. ヒエラルキー
- 4. シーン
- 5. インスペクター
- 6. プロジェクト
- まとめ
目次
1. メニューバー

メニューバーを使用して、Unityの様々な機能にアクセスすることができます。

簡単にですが、各機能について、表にまとめてみました。 すぐに覚える必要はないと思いますので、使いながら徐々に覚えていってください。
メニュー名 | 説明 |
---|---|
File | プロジェクトの読み込みや保存、ビルドなどを行います。 |
Edit | 編集操作(元に戻す、やり直し、カット、コピー、ペースト)や設定、プリファレンスなどを行います。 |
Assets | アセットの作成やインポート、エクスポート、アセットストアへのアクセスなどを行います。 |
GameObject | ゲームオブジェクトの作成、変更、配置などを行います。 |
Component | ゲームオブジェクトにコンポーネントを追加したり、既存のコンポーネントを編集したりします。 |
Jobs | Unityのジョブシステムに関連するタスクを管理します。 |
Window | 異なるエディタウィンドウを表示したり、レイアウトをカスタマイズしたりします。 |
Help | ヘルプドキュメントへのアクセス、Unityのサポート、フィードバックの送信などを行います。 |
2. ツールバー

ゲームを実際に動作する際に使用します。左から再生ボタン/停止ボタン/フレームステップボタンです。
それぞれ以下のような機能を持っています。
- 再生ボタン : エディタ内で表示されているシーンを開始します。
- 一時停止ボタン : シーンの実行を一時停止します。
- フレームステップボタン : 一時停止中に次のフレームに進むために使用します。
3. ヒエラルキー

このウィンドウは、現在のシーン内にある全てのゲームオブジェクトを表示し、整理するための場所です。 ヒエラルキーウィンドウでは様々な機能があります。
親子関係の編集
ゲームオブジェクト内に別のゲームオブジェクトをドラッグアンドドロップすることで、 階層構造にすることができます。

アクティブ/非アクティブの切り替え
ゲームオブジェクトの表示/非表示を切り替えることができます。

検索機能
大量のゲームオブジェクトが存在するときに、名前やオブジェクトに付与したタグで検索することができます。

4. シーン

このウィンドウは、開発者がゲームシーンがどのように構築されているかを視覚的に確認し、ゲームオブジェクトを操作するための作業スペースです。
ゲームオブジェクトの操作
左上のツール群を使用して、ゲームオブジェクトを操作することができます。

各ツールの機能は以下のとおりです。
:シーン全体を移動します。
:オブジェクトを移動します。
:オブジェクトを回転します。
:オブジェクトのスケールを変更します。
:オブジェクトを四角形を基準に操作します。
:上の変更を総合して、変更することができます。
ゲームビューの切り替え
タブを変更することでシーンビューからゲームビューを切り替えることができます。

ゲームビューでは、実際にゲームがプレイされるときのプレイヤー視点の画面を確認することができます。
シーンビューでは、オブジェクトが見えていても、ゲームシーンでは見えていないことがあるので、 切り替えて確認しながら、作業するといいと思います。
5. インスペクター

このウィンドウでは、選択されているゲームオブジェクトのプロパティが表示され、編集することができます。

6. プロジェクト

このウィンドウは、現在のプロジェクト内のすべてのファイルとフォルダを表示し、開発者が管理できるようにするためのものです。 ここでは、シーン、スクリプト(C#のコード)、アセット、マテリアル、テクスチャなど、ゲームを構成するリソースにアクセスし、それらを管理します。

まとめ

この記事では、Unityエディタの画面について紹介しました。 使い慣れるまでは、時間がかかると思いますが、少しずつ慣れていきましょう。
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更新日:2023/06/06