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【Blazor】 ホットリロードの使い方

更新日:2023/07/19
Blazorでは、VisualStudioのホットリロード機能を利用できます。 この記事では、ホットリロードの使い方について説明していきます。

    目次

  • ホットリロードとは?
  • 実行するコード
  • ホットリロードを使ってみる

ホットリロードとは?

セクション画像

通常、デバッグを行う際には毎回ビルドをして実行する必要があります。 そのため、コード修正する度にビルドをかける必要があるため、開発に時間がかかってしまいます。 ホットリロードはその問題を軽減するための機能です。 この機能はデバッグ中に変更したソースコードをブラウザへ自動的に更新することができます。


実行するコード

セクション画像

Blazorの初期から用意されているカウンターページを使って検証してみます。 カウンターページの初期コードは以下のようになっています。


@page "/counter"

<PageTitle>Counter</PageTitle>

<h1>Counter</h1>

<p role="status">Current count: @currentCount</p>

<button class="btn btn-primary" @onclick="IncrementCount">Click me</button>

@code {
    private int currentCount = 0;

    private void IncrementCount()
    {
        currentCount++;
    }
}

実行すると以下のようになります。

初期カウンターページ
初期カウンターページ


ホットリロードを使ってみる

セクション画像

ホットリロードを使用して、コードの変更を反映してみます。 プログラムを実行して、実行中に以下のようにコードを変更してみましょう。


@page "/counter"

<PageTitle>Counter</PageTitle>

@* ここのコードを変更する *@
<h1>ホットリロード検証</h1>

<p role="status">Current count: @currentCount</p>

<button class="btn btn-primary" @onclick="IncrementCount">Click me</button>

@code {
    private int currentCount = 0;

    private void IncrementCount()
    {
        currentCount++;
    }
}

変更後に保存して、炎のアイコンを押してみましょう。

ホットリロードアイコン
炎アイコン

すこし時間はかかりますが、ビルドするよりは短い時間で反映することが確認できると思います。

ホットリロード確認
ホットリロード確認

この機能を使うだけで生産性がかなり上がるので、有難いですね。


ブログ内の記事で書かれているサンプルコードは、GitHubから確認する事ができます。 是非参考にしてみてください。

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